引退に思う

昨日の名古屋競輪S級決勝レースを最後に、一人の選手が引退されました。

写真は競輪選手会愛知支部ブログからお借りしました

林巨人選手 名前とはうらはらの小柄な選手で、「小さな巨人」と言われ続けた選手。
写真は必ず両手ピースのニコニコ顔なのに、大柄な選手が有利であろう競輪界で、S級昇格どころか特別競輪も数多く出場という偉業を成し遂げ、S級で引退。
聞いた時はビックリして、治療の手が止まりました←未熟者故💦

最後のレースの開催前日から、選手たちのブログも林選手一色
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そんな選手たちの気持ちに押され、最後にS級完全優勝をして引退って、どれだけ凄いんでしょ。
そして、そのレースで貢献したのが、イナーメから今やS級選手な三重の皿やん
レース後に「お世話になっていたから、恩返しできて良かった。」と相変わらず良い奴度100%

ここまでは「仲間だし。」なんですけど、私が感動したのは、競輪ファンの人達の温かさ。
林選手の勝ちに貢献したとはいえ、成績は・・・と反省する皿やんのTwitterには感謝と賛辞の嵐。
林選手の有終の美に感激した吉田選手のTwitterも、林選手のみならず皿やんへの賛辞
もちろん名古屋競輪選手会のTwitterにも、林選手へのエール

チーム戦でチーム内の役割がはっきりしているロードレースでは当たり前な事も、ラインを組むとはいえそれぞれが車券を背負って勝ちにいく競輪での光景になんか妙に感動しちゃいました。
選手もファンも人間味たっぷりなこの感じ素敵だなぁ~って。
最近コロナやらジェンダーやらで、やたらギスギスしてる感じを受けていたから余計にかな。

しかし・・・S級で完全優勝で引退って、やっぱり勿体ないって思っちゃうなぁ~
事実あんこ男は「引退撤回すれば良いのに。」って結構シツコク呟いてるし(笑)
でも、そんな格好良い引退も、お父さんの後を継ぐという大きな目的があるから。
是非ぜひ、競輪以上に偉業達成してくださいね。
林選手、お疲れさまでした。

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