筋違い
今日は「立夏」春分と夏至の真ん中の日で、暦の上では今日から夏が始まります。
中国最古の医書『素問』には、
中医学では、夏は高温で「陽」(熱)が高まり易く、「陰」(潤い
「陰」不足により「陽」(熱)が旺盛になると、熱が上にあがって
だからというわけでは無いでしょうが、昨日朝起きると右の肩甲骨付近が痛たっ!
筋違い(寝違え)を起こしていました。
この辺って自分で鍼うてないんですよねぇ。
いつもはあんこ男に揉んでもらったり、ポイントボールで解そうとするのですが、鍼以外でやらかした直後にいじってもイマイチ効果が出せません💦
痛いところを庇って一日過ごす事で、肩やら首やら(なんなら全身w)パンパンに固まってしまって、しばらく辛いんです。
師匠の所にタイミング良く行ければ良いのですが、不思議とそうはいかないという罠(笑)
昨日は、最近勉強中の久保田式VTで治療してみました。
本治という、不調を起こしている原因を調整する方法のため、不調の場所に鍼をうたなくても症状の改善が期待できます。
といっても、本治って難しくて💦経絡治療だと「なんとなく楽になった気がする。」が精一杯。
昨日は腎虚+小腸実だったので、足首の復溜というツボと、手の側面の後渓というツボを治療。
もりろん全快!!とはいきませんでしたが、あれ?かなり痛みひいた??
ホントは局所にも少し鍼したいのですが、無理だったので寝違えの特効穴=落枕も刺激。
一日経った今日はほぼ忘れている位に改善しました。
不思議だけど、これもまた東洋医学。鍼って面白い(⌒∇⌒)
緊急事態宣言の延長が広がり、皆さんなんとなくイライラされている感じ。
私も勿論、先行きの不安というストレスを抱えています。
ストレスは交感神経優位になるので、背中を張らせてしまうんですよね。
今回の原因は立夏というより、そっちだなぁ~、多分。
そうそう、「陽」(熱)を抑えようと冷たいものを摂ると、胃腸が冷え
そうなると「消化・吸収力」も弱まり、夏バテのような状態を引き