台湾の博物館
最終日、本当は、台中国立自然博物館に行きたかったんです。
ここの生命科学ホールには中国医薬エリアがあるそうで、訪れたいと思っている場所なのですが、ホテルから片道2時間以上!
夕方の飛行機に乗ること考えると、往復だけになってしまいそう(笑)
じゃ、あんこ男はどこ行きたい?と聞けば「城」
イマイチぴんと来なかったので、ガイドブック渡して選んでもらったら、なぜか「国立故宮博物館」に決定
なんと、世界四大博物館の一つなんですね。
士林駅からバスも出ている感じでしたが、乗り方がわからないのでタクシーで。
運転手さんは降り際に「帰りはここでバスに乗れる。」というようなジェスチャをしてくれました。
何もわからないまま、人の流れに乗って入館。
最初は中国戦国時代あたりの展示。説明が中国語と英語だから、なかなか理解が(笑)
中国と言えば「玉」ですね。
「玉」や翡翠の宝飾品は見事でした。
この位のデザインなら、現代でも十分オシャレに使えそう。
細工の凄さは、家具にも。
実際手で触れたらなぁ~、触ってみたいなぁ~
突然、親しみやすい絵が登場!
偶然、「長寿にして健康」という東洋医学系の展示が行われていました。
巨大な経穴人形がお出迎え(笑)
脈診の図も、督脈の配穴も、現代と変わりません。
あんこ男が思わず「すげえ!」と声を出したのがこれ
何百年も前から、ローラー状のマッサージ器具が存在してたとは!
これ、現代でも普通に喜ばれますよね。
古い書物が沢山展示されていましたが、写真撮影可能なのは日本の本(笑)
先日の書局巡りでも思いましたが、漢文を読めるようになると、世界が一気に広まりますね。
思いながらも、とりあえず日本の本で・・・と思ってしまう、目先のことにとらわれがちな自分。。。
予定外の展示で、楽しく過ごしました。
足腰が限界でここまでで撤収。大きな博物館は元気なうちに来なくてはいけませんね。