龍河洞と(静)の絵金祭り

木曜から高知に行って来ました。
目的は「絵金祭り」昨年何の気なしに立ち寄った絵金蔵で、絵師金蔵に魂を抜かれてしまい(笑)
模造ろうそくでなく、本当にろうそくの火で見たい!と、心待ちにしていたお祭りです。
絵金の絵をろうそくで見られるのは年に2回。
一つは須留田八幡宮神祭(7/14・15)に併せて商店街の氏子が軒先に八幡宮に奉納された屏風絵を並べる伝統的な「静」のお祭りと、昭和に商工会が始めた屋台なども出る「動」の土佐赤岡絵金祭り(7月第3土曜)があります。
初めてはじっくり見れるであろう静のお祭りに行こう!と、この日程にしました。

雨なら中止。飛行機のチケットが安いうちに・・・と先月の頭には旅行手配完了!
滅茶苦茶楽しみにしていたのに、前夜にレンタカーが1日しか借りてない事に気付く😨
慌てて連絡するも空きは無し。最終日は電車にするしかなくなり愕然。
さらに、空港についてみたら1時間早く勘違いしてた。。。
もう自分のドジさにテンションダダ下がり。
しかも完全無欠の雨予報。どうなる???

お祭りは日没後の19時開始。それまで時間潰そうと、近くに龍河洞という鍾乳洞を見つけて行ってみました。

入り口からいきなり狭くて、探検気分↑↑↑

ライトアップされたりしてるのですが、前半はゴツゴツしててイメージと違うと内心ガッカリ。

水量がものすごく多くて、ところどころ池や滝がありました。
響く音が結構怖かったです。

やっと「らしい」雰囲気になって来ましたが、色がイマイチ楽しくない(笑)と思っていたら、

やっと白い鍾乳石が出て来ました!

後半はイメージ通りの鍾乳石が目白押し。右の写真はうっすらピンクで幻想的でした。

驚いたのがこれ。弥生時代の生活の後で、土器が鍾乳洞に飲み込まれていました。
実は日本三大鍾乳洞の一つなんですね。
絵金蔵といい、何気なく行く場所が滅茶苦茶感動くれるので、高知は怖い所です(笑)


入り口にあったお蕎麦屋さん「石州
観光地で一件だけと全く期待せず入ったのですが、衝撃的な美味しさでした。
実は鍾乳洞に入る前に食べようと思ったら、「蕎麦終わっちゃった。」と断られてしまったんです。
帰り道で、偶然私達を見かけて「さっきは悪かった。サービスさせて。」と呼び止めて下さったんです。
信州っ子としては「10割サービスするよ。」に、「10割ありがたがってるようじゃ…」とさらに期待してなかったんです←ごめんなさい。
それが、10割とは思えないしっかりした蕎麦。物凄く甘くて「つゆ要らない。」と思ったのですが、つゆも長野風で私的にはど真ん中。
もう美味しすぎて・・・サービスって超~大盛にしてもらって。お腹パンパンしてもらいました。
最後は「ちょっと薄くなっちゃったから」と、アイスコーヒーまで頂いて、何から何まで大感動の鍾乳洞でした。

が!この後観光農園でフルーツ食べようと思ってたのに、まったく隙間が無い。。。
どう時間潰す???となりまして、困った挙句道の駅散策2時間(笑)ほぼ携帯で遊んでました。
この間に雨がガッツリ降ったのですが、日没に向けて小降りになってきた!!
駐車場に入れた時にはほぼ止んでいたので、祈る気持ちで突撃!!

18枚の展示予定が6枚になってしまいましたが、無事見る事が出来ました。
しかも観光客は私達だけ(笑)
地元の方々の中に入れてもらい、屏風絵の物語の解説もして頂いて、とっても贅沢な時間でした。
張り切って一眼レフ持って行ったのですが、フラッシュ使えないので、私の技術じゃ無理(笑)
ところが・・・携帯最強!!
フラッシュ無しでこんなに綺麗に撮れちゃうなんて。
 
保存の観点から、レプリカが多いのですが、1枚だけ「これは本物」と教えて頂きました。
どちらかわかりますか?
ヒントは目力・・・と言いつつ、内心「これも本物じゃないの?」と思ってるのばかり撮ってきたので、両方本物なら嬉しいんですけど←クイズにならないw
真偽のほどは・・・来年のお楽しみかな。
今年静・来年動と思ったのですが、静のじっくり見れる感が良過ぎて、もう一度見たい!
来年は2日連続で、両方のお祭りの日程なので、今から楽しみ過ぎて困ってます。

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