鍼は痛くないですか?

鍼は髪の毛程の細さのものを使用します。細い針は皮膚に刺しても、ほとんど痛みを感じません。
鍼灸の施術中に寝てしまう方もいらっしゃるくらいです。
しかし完全な無痛ではありません。筋肉がこっている部分に鍼が当たると、鈍い感覚を感じることもあります。
また、硬い筋肉が鍼によってほぐれると、電気が流れるように感じる場合もります。
これは鍼灸が効いているということなので、慣れた方はむしろ喜ばれることもあります。
痛みに過敏な方には、てい鍼という刺さずに接触させるだけの鍼のみでの施術もできますのでご相談下さい。

お灸は熱くないですか?

“灸を据える=お仕置き“のイメージがある方もいらっしいますが、当院では火傷を起こすようなお灸はいたしません。
間接灸という直接火が肌に触れないお灸や、棒灸という肌から離れた場所から輻射熱を伝えるお灸を主に使用します。

鍼で感染はしませんか?

当院で刺鍼(刺す鍼)に用いる鍼は、すべて滅菌済みのディスポーザブル鍼(使い捨て鍼)です。
複数の患者様に同じ鍼を使うことはありません。
またてい鍼(刺さない接触鍼)もお一人様ごとに消毒を行っておりますので、ご安心ください。

どんな服装で行けばいいですか?

背中が開くようになった鍼灸専用着とハーフパンツをご用意しております。
下のお着替えは膝まで空いているものであれば、ご自身で持参していただいても構いません。
※30分コースのみ時間短縮のため、お着替えのご用意がございません。
 腹部・肘膝下が出る服装でご来院ください。

施術後、入浴してもよいですか?

少しお休み頂いてからであれば問題ありません。
しっかり水分を摂り、ぬるめのお風呂でリラックスをお勧めします。
症状によっては入浴を控えて頂いた方が良い場合もありますが、その場合はご説明いたします。

生理中に鍼灸治療は受けられますか?

まったく問題ありません。生理痛がある方には非常に有効です。
また、卵胞の発育が進む時期ですので妊娠を臨まれている方にも有益と考えます。

妊娠中に鍼灸治療は受けられますか?

つわりや腰痛など、妊娠中の不調にも鍼灸治療は非常に有効です。
逆子のご相談も受けつけております。

副作用はありますか?

・施術後、だるくなったり、微熱が出る事がありますが、1~数日で楽になります。
 免疫力が上昇したために起きる現象です。
・施術後、主訴は治ったが、別のところが痛くなる事があります。
 これはもともと別の場所も悪かったのが、最も悪い部分に気が行っていたために起きる現象です。
 最も悪い症状が取れると、次に悪い部分が気になり始めます。
・施術後、症状が一時的に悪化する事があります。
 これは慢性の運動器疾患で稀に見られますが、長年の血行不良状態により感覚が鈍くなっていた部分に刺激が入り、血行改善され感覚が回復したため痛みや凝りを感じるようになる現象です。
このような現象は好転反応または瞑眩反応と呼ばれており、身体が鍼灸にしっかり反応し好転している証拠です。
・稀に内出血が起きてしまうことがありますが、2週間程で必ずなくなります。