まずは脱力

先週は都合が合わず、2週間ぶりの56君ケア
長年パン職人をしていた彼は、上半身の筋肉バランスが酷い(笑)
バランスが酷いだけでなく、「左右の動きが違う」ことを気にしていました。
色々理由はありますが、根本の原因は「片側の筋肉が強すぎる」事。
強すぎる筋肉の脱力が出来ず、何をするにも片方が頑張っちゃう!
無意識で力んでいる状態を脱力させるのは、本当に難しいです。
私自身も「気づいているけど治せない」力みを全身に(笑)持っています。

これは中々難しいと思っていたのに、流石です。
先週辺りから、意識的に脱力できるようになって来ました。
動画でも弱い側に負荷がかけられるようになった様子が見えたので、今回は使うようになった筋肉が疲れているだろうと、上半身から開始。

上半身の方が、より響きがキツイ気がするので、最初にフィジオで緩めます。

超高周波が固い場所に集中して働くので、緩みだすと細胞同士の摩擦熱が生まれ、温かくなってきます。
「温かくなると、緩んでるの?」と実感されたようで、痛いの大好き♪な56君も気に入った様子。

しかし、弱い側の筋肉ははっきりわかる変化はなし。
長年使わない癖がついているので、しっかり使えて筋肉UPしてくるには、もう少し時間がかかるようです。

目に見える変化はなくても、上半身の脱力が出来るとペダリングに良い影響が出るそうで、ペダリングの変化や、小さな違和感が減ったことなどを色々教えてくれました。
聞いているうちに、Dissetare鍼灸治療院に競輪選手たちがみえるようになった当初、驚いた事を思い出しました。
来る選手、来る選手が口々に「肩甲骨を緩めて」と仰るのです。
飛ぶ鳥を落とす勢いだった深谷選手が、肩甲骨を気にしていたのが理由のようでしたが、当時は「足より肩甲骨なの!?」と戸惑ったものです。

最近、酷い腰痛で休場していたシャバ兄選手も、原因を辿ったら落車で傷めた肩甲骨周囲にたどり着いたと、つい最近伺ったばかり。
こちらも痛めて硬くなった=脱力できなくなっていることが原因でした。

優れたスポーツ選手は、脱力が上手ですが、私はどうしても全身の緊張を抜くことが出来ず、常に「いかに抜くか」を試行錯誤した結果、今の治療スタイルに至りました。
スポーツする方は、どうしても「頑張る」ことに注目しがちですが、「脱力」があるからこそ、「頑張る」ことの効果が上がります。
ぜひ「脱力」に注目してみてください。

56CYCLEは本人が人体実験した結果を元に、「効率良く強くなる」方法を一緒に考えてくれますよ!
無意識の力みが抜けない方は、当院で徹底的に緩んでみてください。
フィジオ&鍼灸治療なら、最小限の痛みで緩めます。※痛みの感じ方には個人差があります

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)