何度でも立ち上がる

昨日は、今年大怪我を乗り越えられた選手がバッティング。
最初は「死にかけた選手」ってタイトルにしようと思ったんですが、一度じゃなかったので💦タイトル変更

最初は、先日のGⅠ寛仁親王牌、初日に頭から落車した吉田敏洋選手
高校ではラグビーで全国一位になった主将で、常に「首は強い」と聞かされていた私と違い、あんこ男は「ヤバい、首折れたんじゃ・・・」とオロオロするような落車。
私も「鎖骨逝った!?」と思ったのに、まさかの最終日まで走り切っただけでなく、何故か勝ちまで!
一体どうなってるの???
「次のレースはキャンセルしたけど、あちこち固くなった。」とレース翌日のご来院。
「頭で急ブレーキをかかって、背中からゴロンと転がったから、奇跡的にずる向けなかった♪」とご満悦でしたが、右上半身はどこから手を付けて良いかと思うような緊張状態。
パルスで一瞬緩んでも、他を緩めるとまた張りが戻る状態、で結局2時間かけて右上半身のみの治療が精一杯。
「軽い肺挫傷もあって、血痰が出た。」とか、「多分、肋骨ヒビ入ってるね。」とか恐ろしい事を口にしながらも終始ご機嫌。
春先に落車が続いた影響で、半年近く不調に悩み、やっと回復しての初日落車。
本人の悔しさは、想像もできないと思うのですが、「まあ、税金みたいなもの。」と豪快に笑い飛ばす。
つくづく凄い選手です。
肺のそばという緊張で?「気」を使いこんで眩暈する私と、傷ついた身体をガンガン攻める鍼を耐えた吉田選手。
体位変換してもらうたびに、2人でため息をついてるのには、笑っちゃいました。
お付き合いありがとうございました。
この「気」を使いこむ癖を治さなくてはいけないと思うのですが、どうしたら良いのやら。

死にかけの顔して!とお願いしたのに、写真写り良すぎ(笑)

夜には、帰国したばかりの中根選手がジャパンカップ前のケアに。
フィジオ(ラジオ波温熱機)と刺さない鍼(てい鍼)での軽めの施術をさせて頂きました。
彼は7月に脳挫傷を疑われるような大落車からの奇跡の復帰をとげ、先日もちゃっかりヨーロッパのツアーポイント奪取。
顔見るとどうしても「生きてて良かった。」と言ってしまう(笑)
シーズン最終戦目前ということで、今シーズンの思い出話になったら、そうだった!そうだった!
今年は本当に、色々なトラブルに見舞われたんでした。
そして、彼は選手にしては身体が弱く、痛みに弱い(笑)
ホント、良く選手辞めずにやってるねぇ~。と言ってしまいます。
彼も「大変でしたよ。」と言いながらも、来年の事しか見ていない。
選手ってホントに、メンタルがもう半端なさ過ぎてよくわからない(笑)
折角だから、ちょっとプレッシャーかけて弄っちゃお(彼は大学の後輩なのでw)と思ったのに、全く動揺してくれなくなっていてつまらないし(笑)
大変な経験をして、どんどん大物になっていってしまう~。

余計な話してたら、写真撮らせてもらうのを忘れてしまった💦ので、イタリア土産を(笑)
ジャパンカップは苦手な雨&寒さが来そうなので、どうぞお気をつけて。

 

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