経絡治療の勉強会

8月に東京で行われた夏期大学で本部会に登録したのですが、学会には地方支部があって、月々定例会で勉強している場合が多いようです。
経絡治療学会もご多分に漏れず。東海支部は10月~7月の活動となっているので、初支部定例会に伺いました。
学会にお誘いくださった、高蔵寺駅前のマンマルの先生と地下鉄の駅でばったり。全然様子の分からないところに知り合いは心強い!先生曰く「すごく少人数の小さな会」との事だったのですが、30名越えのまぁまぁの人数で先生もびっくり(笑)
先生の同級生が石川からいらしていたり、夏期大学で同じグループだったお仲間がいたりで、4人で何となく固まって受けました。

初参加年度は基礎編で、午前中は経絡治療各論(経絡治療とは何ぞや)をざっくりと

夏期大学でやった事のおさらい。ですが、基礎編には学生さんが10名以上、1年生も5名いて、彼らには難しかっただろうなぁ~。
私の学校は学会参加はかなり消極的、私自身もまずは学校で最低限の知識を入れてからと思ったので、外部の勉強会は3年になってからの、数回しか出席しなかったので、彼らのモチベーションがまぶしかったです。
ちょこっと脈診の実技があったのですが、実技は先生の個性が出るので、夏に教わったのと真逆の姿勢を取るように言われ、四苦八苦(笑)
脈診とは、左右の手首の脈を6カ所に分けて確認し、その脈の強弱で証立て(お医者さんの診断と同義)する、経絡治療では一番大事な部分なので、先生ごとのこだわりも他より強い部分なのかな。
色々なやり方を体験し、自分の型を作っていくということですよね?

石川から見えた先生は鍼灸学校の講師さん。私は一年から東洋医学を受けましたが、学校によっては一年次は西洋医学だけのところもあるそうで、そういう学校だとしたら学生さんは本当にチンプンカンプンだったでしょうね。
頭を東洋医学に変えるのは難しく、どちらかというと東洋医学よりに考える私も、運動器疾患に関しては解剖学的に考えてしまうので、ぱっと証立てするようになりたいな。と改めて思いました。

午後は古典のお勉強

難しい漢文をわかりやすく、現代語で解説して頂き、とっても面白かったけどついウトウト💦
ちょっと体調がイマイチだったし・・・というのは完全な言い訳

最後は臨床実技

経絡治療は基本、超~細い鍼で、超~浅く置鍼(刺して放置)なのですが、まさかの接触鍼
接触鍼とは、銀の細い鍼をつかうのですが、肌に接触させるだけ。刺さない鍼です。
学生の時に一度顔出した別の学会では、ただ接触させるだけを延々と練習したのですが(笑)接触鍼にも色々手技があるというのを見せて頂きました。
凄く難しい手技で、習得にどれだけかかるんだろ?という手技では、背中の肌がみるみる整っていくのが目で見てわかるという!他人が聞いたら「洗脳されてない?」的な状態。
うーん、鍼って凄い。

来月・再来月は予定が入ってしまい、次回が来年になってしまうのが残念ですが、楽しい時間となりました。

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