Dissetareの治療方針

鍼灸治療は遣唐使・遣隋使などで伝わり、奈良時代の律令制にすでに「針師」という官職が存在していたほど、長い歴史のある療法です。


そのため、ひとくちで「鍼灸院」と言っても、治療方針や治療時間は千差万別!で驚かれる方も多いようです。
そんな中で、Dissetare鍼灸治療院の治療時間はかなり長め&強度は強め。
そこには、こんな理由があるのです。長文ですが、お付き合いいただけると嬉しいです。

私自身が初めて受けた鍼治療は、実家近所に出来た接骨院ででした。
先生が難しそうな顔をしてなにやらやっているのに、痛くも痒くもない。終わった後も何の変化も感じない。
「これ、意味あるの?」という感想。
特に害があるわけでもないので、疑問を感じながらも週2回、電気かけた後に受けていました。
1ヶ月くらい通ったでしょうか?その日の鍼はビリビリ!っと初めて痛みというか、いわゆる響きを感じました。
初めてだったので、身体がビクッとなりそれに驚いたのか?先生が慌てて鍼を抜いたのですが、びりびりとした痺れ感がその後一週間以上続き、「神経を傷つけられた!」(違)と思い込み、そのまま通院をやめてしまいました。

そんな私の鍼への悪印象を変えてくれたのは、結婚後に通った鍼灸あんまマッサージの先生でした。
コリが酷過ぎるから、鍼の方が良いと言われるも、とにかく嫌なイメージしかなかったので無視(笑)
でも先生はしつこくて、根負けして鍼治療を受けてみたら、響く響く。。。
初めての経験で初回は恐怖&驚き。でも、治療後の身体の楽さが、マッサージもとても上手な先生でしたが、そんなマッサージに戻れないと思うほどだったのです。

今は引退されてしまった先生ですが、この時の鍼&マッサージが私の原点です。
その後、何カ所も評判の良い鍼灸院へ行ってみましたが、痛い思いをすることもなければ、身体が良くなる感じも全く受けず、1ヶ月ほど通ってお金がもったいないとやめてしまうパターン。

現在お世話になっている先生は、Dissetareに通ってくださっている競輪選手に教えて頂きました。
中国鍼を使う先生の治療は、私の原点なんて超越してました(笑)
でも、効果は本当に凄いんです。その先生の勧めで鍼灸学校に通い現在に至ります。

私が「全く変化を感じない」と思った鍼治療は、いわゆる伝統鍼灸で、身体の不調を身体の「気・血・津液」の流れの不調であると考え、不調の出ている流れを治療することで全身を所謂「中庸(過不足無く調和が取れていること)」にする治療です。
この治療でもはっきりわかる効果の出せる先生はいらっしゃいます。
でも、未病といわれる「なんとなく不調」でみえる患者さん自身には、そんな大きな変化が起きるわけでは無いので、患者さん自身が感じられるほどの効果を出すのはかなり難しいと考えています。

特にDissetare鍼灸治療院にみえる方は、スポーツをされる健康な方が多く(笑)主訴は「筋肉の疲れ」「可動域を広げたい」といった内容。こういう場合、筋肉に到達する鍼で筋肉を傷つけ、自然治癒力を上げる方が即効性があり、効果を感じて頂けると考えています。
ただし、不調は訴えのある局所だけで完結することはありません。身体はすべて繋がっていますので、かならず他の部位に影響が出ています。ご本人が感じていなくても未病(不調orなりかけ)の部分があるので、全身の気・血・津液の虚実(滞りやエネルギー不足)を解消したいため、90分以上のお時間を頂き、全身を治療します。
伝統鍼灸を意識しているわけでは無いのですが、全身の滞りを解消すると治療後は脈が整うので、「逆もまた真なり」となりつつ、やられた感がしっかり出る=通うモチベーションに繋がります。(多分)

それでも時間のない方の為に、60分のコースもありますが、60分で全身を治療をするのは時間的に無理です。
そのため、60分のコースでは伝統鍼灸の一つ、経絡治療を使って全身の調整をします。
でも「満足感」を感じて頂きたいので、全身治療後に肩こりなどの局所の治療を追加する形となります。

鍼治療は身体に鍼という異物を差し込む行為です。
また、治療院に通うには時間的にも負担を強いられます。
そんなリスクを侵して、効果が実感できないのは辛いという気持ちで考えた結果が、長め&強刺激になっています。
いつか、短時間&無痛で物凄く効果が出る!治療に到達できれば良いのですが・・・
そんな究極を目指し、勉強します(笑)

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